「世界がもし12人のオーナーだったら」の番外編を書いてみました。

このむらには12人が暮らしています。
1人はお金持ちです。
1人のお金持ちはむらの資源を独占していました。
5人がそのお金持ちといっしょに仕事をしています。
残りのの6人が貧乏です。

6人の貧乏は1人のお金持ちといっしょに仕事がしたいといいました。
しかし、お金持ちといっしょに仕事をしていた5人は反対しました。
自分たちのもうけが少なくなるからです。
6人の貧乏はますます貧乏になりました。
やがて6人の貧乏のうち1人が倒れました。
5人になってはうまく仕事ができません。

1人のオーナーでないお金持ちになったばかりの人が、
 倒れた貧乏のかわりにオーナーになりたいといいました。

 1人のお金持ちは、知らない人とは"イヤ"というと
一緒に仕事をしている5人もなぜか同じ気持ちになりました。

そうしている間に、さらに6人の貧乏から病人がでてきました。
残った貧乏はのどから手がでるほど、オーナーを変わって
ほしく、オーナーになりたい人は、たくさんいましたが、
1人のお金持ちがすべてを決めている世界なのでした。

困ったのは6人の貧乏の子供たちです。
ある子供は他のオーナーにもらわれていきますが、いらない子は
その場でどんどん捨てられてしまいます。

ある日、1人のお金持ちの子供が他の子供たちと力をあわせて、
貧乏の子供たちを生み出さないようにと、1人のお金持ちと5人の
仕事のオーナーにお願いしました。

しかし、そのお願いは聞いてもらえませんでした。
怒ったのは、その子供たちのおともだちでした。

子供たちが遊んでいる姿を毎年、応援していたおともだちは、
もう見てあげないといいました。

見てもらえないと、1人のお金持ちはお金もうけができなくなります。
困った1人のお金持ちは、ようやく反省し、おともだちや子供が喜ぶように
ルールをかえました。

しかし、もうその頃には、おともだちや子供は、メジャーリーグという
新しいオーナーのいる場所へ遊び場を引っ越していました。
一緒に仕事をしていた人も貧乏も引っ越しを考えています。

1人のお金持ちは、はじめて1人ぼっちに気がつきました。