TV東京 毎週金曜日 深夜1:00-1:30
「失恋保険〜女の安心保証〜」
http://www.tv-tokyo.co.jp/shitsuren/

眞鍋かをり氏が所長を務める失恋保険所。

当保険会社は、現在の恋人との恋愛に不満を持ち、
別れを考えている女性のための保険会社です。
弊社は様々なタイプの商品プラン(保険男)をご用意しています。
契約していただければ、お客様の好みに沿った商品プランを
ひとつ選んで、仮交際をすることができます(保険の審査期間)。
お客様には仮交際満期時に弊社(スタジオ)にお越しいただき、
「現在の恋人」か「理想の保険男」か、
どちらの恋愛を継続するかを決断していただきます。

という設定で視聴者が申し込み、保険男と仮交際をしながら、自分の恋愛を確かめるという番組。他人の恋路がコンテンツなのだが、野次馬的TVとしては面白い。ヤラセをまぜないととても無理な演出だ。

保険男はIT系のイケメン、デートの食事の前に、今日のデート用に、美容室でセットアップを予約を、観覧車の夜景が見える丘。ヘリコプターに乗ってのナイトクルーズ。さらにバイクでデートをするためにヘルメットのプレゼントと、まさに、たたみかけるようなサプライズデートが続く…。

アルバイトに明け暮れている彼から、彼女の心はだんだん保険男に向かうのがありありとテレビからも伺える。普通のバイト君を彼に選んでしまったのだから仕方がない。しかし、彼に、他の人とデートをしたというから、バイト君の顔に「?」の色が出る。結果、気まずく、話をするところをカメラが追いかけている。もう、演出なのか本当なのかとても微妙なアングルだ。

そして…結局、彼女は保険男を選んでしまう。
失恋することなく、どことなくアップグレードってな感じであった。

人は、何によって、彼や彼女の領域を決定してしまうのだろうか?今までなんともなかった人が、「心」のエッセンスがはいるだけで特別な存在となってしまう。いったん、「心」が褪めてしまうと、まるで夢から覚めたように、何事もなかった人の存在になってしまう。

きっと、心には、ひとつだけ穴が空いていて、そこは、ひとつのカギしか入らないようにできているのかもしれない。人はそれを「愛」と錯覚してしまうのかも…。

なんだか、そんなことを考えさせられる番組だった。


眞鍋かをりのココだけの話
眞鍋かをり 写真集(2) 「kawori」